menu001.jpg
005.jpg
menu003.jpg
menu004.jpg
menu005.jpg
banner_001.jpg
iwaki_shakyo.jpg
npo-fukushinetiwaki.jpg
banner_002.jpg
banner_003.jpg
banner_004.jpg
banner_005.jpg
banner_006.jpg
banner_007.jpg
banner_20121114.jpg
file.png
健康コラム
第四十五回 「妊娠・出産に伴う変化」(2016年9月)

  みなさんは、妊娠・出産についてどのようなイメージを抱いているでしょうか?期待に満ちた幸せいっぱいのイメージでしょうか?世間で取沙汰されている妊娠・出産のエピソードは前向きで楽しいもの、もしくは大病などが関係した大変な出来事など両極端なものが多いかもしれません。

  妊娠・出産についてさまざまなイメージを抱かれることと思いますが、今回は妊娠・出産に伴うさまざまな変化についてご紹介したいと思います。まず、妊娠するといろいろな変化が起きます。①体調の変化 ②環境の変化 ③経済的変化などなど。妊娠・出産は変化の連続です。

  ①体調の変化は個人差が大きいのですが、悪阻もあるし、不眠や頻尿、便秘、食欲低下や食欲亢進、むくみなど、挙げればきりがありません。②環境の変化は、お仕事をしている女性なら産休・育休もあるでしょうし、子どもを迎える準備として環境を整えていく作業もあります。家族が1人増えるということは大きな変化です。③経済的変化は妊娠・出産に係る費用、そして育児に割かれる費用の準備などがあるでしょう。今まで通りに、自分たちのためだけにお金を使えなくなる方も少なくないでしょう。このような変化自体が、女性にストレスを与えます。そして、女性だけでなく、配偶者にもストレスを与えるでしょう。

  しかし、変化はこれだけではありません。妊娠・出産には、④ホルモンの変化が伴います。ホルモンの変化は、免疫機能を低下させるため、ストレスに耐えることが難しくなります。すると、これまではそれほど気にならなかった事柄が気になったり、物事を否定的に捉えるようになります。「夫は働いているのだから、家のことは一人でやらねば…」「母親になったら、〇〇しなくては」などと自分を苦しめるような思考パターンにはまりがちです。これがひどくなると、うつ病になります。

  では、このような状態にどのように対処するかというと、まずは周囲のサポートが重要です。周囲の人たちに甘えることも必要です。家事や育児を分担してもらったり、手抜きを覚えたり…。次には、妊娠・出産の時期はうつ病になりやすいということを理解しておくこと。そして、誰でも、ホルモンの変化や環境の変化などが重なると、うつ病になることがあるのですから、必要であれば医療機関への受診をためらわないこと。特に女性は5人に1人が一生のうち1度はうつ病におちいります。男性の約2倍です。「みんなやっているんだから」「誰にでもできるはず」ではなく、ホルモンの変化による心理的変化についても理解して、対処していきましょう。

  妊娠・出産は、期待に満ちた時期でもあり、うつ病を引き起こしやすい時期でもあります。その両面を理解することが大切かもしれません。

  

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット 20160926_01.jpg

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-03-001.html