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健康コラム
第三十一回 「感謝の気持ちと健康」(2015年7月)

  皆さんは1日に何回くらい感謝の言葉を口にするでしょうか。「ありがとう」であったり、「どうも」であったり、「サンキュー」と歌い終わった後にいう歌手、いますよね。

  最近、カリフォルニアでこんな研究が行われました。心臓病を患う患者さんたち186名に協力してもらって感謝の気持ちの強さと精神的な豊かさを測り、それと患者さんのうつ症状の強さや睡眠の質、疲労感、そして心臓の炎症の程度との間に関連があるかどうかを調べました。その結果、感謝の気持ちが強かった患者さんほど、うつ症状は軽く、質の良い眠りがとれていて、心臓の炎症の程度は軽かったのです。さらには、8週間にわたって、毎日その日の感謝の気持ちを日記に付けてもらった患者さんはそうでない患者さんに比べて、心臓の炎症の程度が低くなったということです。これは、感謝する気持ちを持つことが、精神状態だけでなく、病気の症状にも影響を及ぼすということで、まさに「こころ」と「からだ」は関連していることの証だと思います。

  感謝をすると言っても、誰かに何かしてもらって感謝するという場合だけではないでしょう。「今日はいいお天気だ。気持ちのいい朝を迎えられて、ご先祖様、ありがとう。」とか「今日もご飯がおいしいな。丈夫なからだに産んでくれて、ありがとう。」とか「今日も家族みんなが無事に1日を終えられた。神様(仏様)、ありがとう。」などいろいろと感謝することはあると思います。口に出して言わなくても、そう思うだけでもよいでしょう。さらに、台風で電車が遅れているというようなありがたくない場合でも、「止まらなくて、動いていて良かった。いつもよりは遅くなるけれど家で眠れる。JRの皆さんありがとう。」と考えてみたらどうでしょう。自然と額のしわが消えて、口元がゆるみませんか。物事は、考えようで良いことにも悪いことにもなるものです。

  世の中が裕福になり、ボタンを押せば買い物もできてしまう便利な社会になってきて、物がたくさんあることが幸せだと考えたり、ネットにつながっていれば人の世話にならなくても何でもできると考えたりするような錯覚に陥っていないでしょうか。もう一度、日々の生活を振り返り、あたりまえのことにも「ありがたい」と思える気持ちを思い出してみませんか。それは、からだのためにもよいことのようです。