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健康コラム
第四十二回 「怒りをコントロールできますか?」(2016年6月)

 渋滞に出会った時にイライラする、わが子の成績が悪くて叱りつけてしまう、レジに割り込まれてムカッとする、部下の気が利かずに腹が立つ・・・毎日の生活の中で「怒り」を感じる出来事は無数にあります。その怒りを適切にコントロールできていますか。今回は自分の怒りと上手く付き合う方法を整理します。

 大事なことは、「怒りを感じないようにする」のではなく、「怒りを適切にコントロールする」ことです。例えば、怒りに我を忘れ人を殴るのではなく、怒りを自覚して話し合うことができる方が良いでしょう。怒りは、人にとって必要な感情で、何か問題が起こっていることを体が警告してくれているのです。

 まず、自分が最近怒りを感じた場面を思い出してください。どんなことを考えていましたか。怒りにつながる考えが浮かんできたのではないでしょうか。例えば、「なんであの車は指示器を出さないんだ!危ないだろう!」「うちの子は勉強しないでゲームばっかりやってるから・・・」などなど。

 では、怒りにつながらない考えを想像してみましょう。「あの車はすごく焦っているみたいだけど、急病人かなにかかな」「成績を上げるために、今度勉強をみてやろう」などなど。いかがですか。こんなふうに思えたら、怒りの気持ちが変化していくと思います。

 しかし、そうは言っても一度感じた怒りを収めるのは、なかなか難しいものです。そのための方法の一つ目は、身体を動かすことです。走ったり、飛んだり、踊ったり、大声で歌ったりもよいでしょう。そうやって怒りを体から発散させる方法です。もう一つは、リラックスしてみるということです。深呼吸をしたり、ストレッチをしたり、ゆったりした音楽を聴いてみるのもよいでしょう。怒りを鎮める方法を普段から練習してみましょう。

 自分ではなかなか、怒りをコントロールできず人にあたったり、自分や他の誰かを傷つけてしまう人は、「自分はなんて意志が弱いんだ」「今度こそ怒らないぞ」と自分を責めたり、怒りを抑圧しようと努力したりしがちです。適切なコントロール法を知れば、自分の怒りに対処できるようになるでしょう。自分一人で取り組むことが難しければ、専門家や周囲の助けも借りながら、取り組んでいきましょう。

参考

ドーン・ヒューブナー(2009). だいじょうぶ 自分でできる怒りの消火法ワークブック 明石書店