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健康コラム
第五十四回 「睡眠が大事な理由」(2017年6月)

  3月のコラム「人はなぜ眠るのか」では、私たちが眠っている間に脳のお掃除が行われていて、脳の老化を防いでいることについてお伝えしました。今回は、幼い頃の睡眠時間が大きくなってからの行動に及ぼす影響について、最近、明らかになったことをお伝えしたいと思います。

 私たちは赤ちゃんの時には、1日のほとんどを眠って過ごしますが、成長とともにだんだんと目覚めている時間が長くなります。その分、睡眠時間は削られ、成人になると睡眠時間は1日の1/3程度になります。それでも、子どもの頃には、10時間近く眠っていたという方が多いのではないでしょうか。

  最近、1000人あまりの子どもを対象にして、小学校に入学する前の幼児期にどれくらいの睡眠時間をとっていたかを調べ、7歳の時点での行動問題や学習問題をその子の親と教師にインタビューをして聞き取り、それらの間の関連を調べました。その結果、3歳から4歳の頃、1日の睡眠時間が10時間未満だった児童、そして、5歳から7歳の時点で、1日の睡眠時間が9時間未満だった児童は、それ以上睡眠をとっていた児童に比べて7歳になった時点で行動のコントロールがうまくできなかったり、社会的な対人関係のとり方に困難を抱えていることが、保護者や教師からの聞き取りから、明らかになりました。

 幼い頃、十分に睡眠をとっていなかった子どもは、小学校に入学する頃に行動の問題や学習上の問題を経験する可能性が高くなる、ということです。寝る子は育つ、といいますが、単に身体が丈夫になるというだけでなく、子どもにとって十分に眠ることは、適応の上でも必要だということです。睡眠は、子どもの頃も大人になっても、それぞれの時期に私たちにとって、大切な役割を担っているようです。十分な睡眠をとって、健康な生活を送りましょう。