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健康コラム
第十回 「笑いの効用」(2013年10月)

  みなさんは、カウンセリングでは、どのような感情や気持ちが表出されていると思いますか?やはり、涙を流しながら悲しんでいる人たちを想像される方が多いでしょうか。カウンセリングでは、悲しみをはじめとしてさまざまな気持ちを大切にしますが、“笑い”も大切に考えています。では、カウンセリングでも重要視されている“笑い”には、どのような効用があるでしょうか。

  残念ながら、現在の医学では、笑いと生理的反応との関係について、詳しいことは解明されていません。しかし、笑いが体内に何らかのポジティブな生理的反応を引き起こす、ということははっきりとしています。みなさんは、「パッチ・アダムス」(1998製作)という映画をご存知でしょうか。ロビン・ウィリアムス演じる医師のハンター・アダムスが、ジョークで患者たちを笑わせて、心を癒す能力に目覚める、というストーリーです。この映画は実話に基づいていて、ジョークを連発するユニークな治療で人々を癒す精神科医がモデルになっています。このように、笑いの効用の一つに“癒し”があります。

  次に、笑いにはコミュニケーションを円滑にする効果があります。緊張する場面では、なかなか笑顔は出てきません。ですが、笑顔やユーモアによって緊張が解けると、その集団は和やかな雰囲気になっていきます。笑顔は敵意の喪失、歓迎、友好などの役割があります。笑顔で接することで、相手の緊張を和らげ、良好な関係を構築しやすくするのです。また、複数の人間が対立している場面で、笑いが起きると、一気に問題解決に気持ちが向くこともあります。

  人間が一生の間で一番笑う時期は、こどもの頃です。それは、固定観念に縛られることが少ないと、笑いが起こりやすいからです。固定観念に縛られずに、笑うことを楽しんでいると、いろいろな創造性が発達します。

  笑いには、以上のような効用があります。ちょっと何かにつまずいた時、ダジャレを考えてみたり、お笑い番組を見たりして、ほんのひと時でも笑いの時間をとることで、思わぬ問題解決の手がかりがひらめいてくるかもしれません。ぜひ、お試しください。

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参考文献 井上宏.(2004). 笑い学のすすめ. 世界思想社